中年の生きがいとは?よく定年後に趣味を作るのでは遅い。趣味は働いている時から準備がしておかなければ、急には作れない、という言葉があります。
それは大きなものである必要はなく、世界を変えるものでなくてもかまいません。生きがいになっていれば良いのです。文字通り「生きがい」という本には次のようにあります。
<生きがい>は唯一の価値体系からは出てこない。唯一神からの命令には書かれていない。それは、様々な小さなものたちとの豊かな共鳴の中から出てくる。それらは何1つ、それ自体では人生の壮大な目的を果たしはしない
これは、八百万の神、的なきわめて日本的なものです。自分だけの何か小さな特別なものでも良い。コミケでも、囲碁でも、ラジオ体操でも、朝一杯のコーヒーでも、良いのです。
何が起ころうとも、<生きがい>を持っている限り、あなたは、人生の困難な時期を何とか切り抜けていくことができる。あなたは、必ず安全な避難所へ戻っていくことができる。そこから、また人生の冒険をやり直すことができる。
自分の安全基地を持つことは自分に安心の感覚を与えてくれます。疲れた時、心を安らかにしたい時、自分の生きがいに没頭し、1つになる。そこからまた出発できるのです。
私の生きがいは「マンガ」
私にとって<生きがい>は何だろうか?マンガですね。生きがいには大事な5本柱があるとあります。
-
- 小さく始める
- 自分を解放する
- 持続可能にするために調和する
- 小さな喜びを持つ
- <今ここ>にいる
マンガはいろんなジャンル・形態があります。ドラゴンボールからゴルゴから離婚予知日からJOJOから漫画で読むドストエフスキーから。どこからオッケー。小さく始めれます。
また、ただ読むだけが楽しく、没入できます。無我になれます。自分を解放し、<今ここ>にフォーカスできます。
そして、スラムダンクの名言「諦めたらそこで試合終了ですよ」「まるで成長していない・・・」のようにに、人々の持続可能で調和を促すような言葉を心に残してくれます。
別に漫画はすぐに世界を変えないかもしれないですが、小さな何かを少しづつ変えてくれています。
生きがいの例
また、この本は生きがいの例がたくさん出てきて面白い!